こんにちは。kirohi(@huslc2es)です。
アドテク事業で有名なVOYAGE GROUPのインターン「Treasure」に参加してきました。
学びが多く、最高の三週間が過ごせたので振り返りとして、ブログに書き残そうと思います。
「Treasureに参加しようかな〜」と考えている方の参考になれば、嬉しい。
記事の内容は、以下の通りです。
- VOYAGE GROUPってどんな会社
- Treasureってなに
- Treasureに参加が決定されるまでの話
- Treasure参加記録
- 気になるTreasure期間中の色々
それでは早速、中身に入っていきます。
目次
VOYAGE GROUPってどんな会社なの
Treasureの説明の前に、主催するVOYAGE GROUPがどんな会社なのか書いておきます。
一言で言うと、「メディアやアドテク事業をやっていて、素敵な社員さんが多くて、オフィスが綺麗な360°スゴイ会社」。
渋谷ソラスタにある、綺麗なオフィスの写真たちをどうぞ。
詳しい会社の情報は、公式サイトの「事業紹介」と「カルチャー紹介」がおすすめです。
Treasureってなに
Treasureとは、VOYAGE GROUPの「Go言語を使って学ぶ、価値のあるもの創りとチーム開発」がテーマであるインターンシップです。
インターン情報は下記の通りです。
開催期間 | 2019年8月12日(月)~8月30日(金) |
時間 | 10:00~18:00 ※カリキュラムによって時間変更の可能性があります。 ※チームの進捗によってはこの限りではありません。 |
場所 | VOYAGE GROUP本社(東京・渋谷) |
待遇 | 3週間で1人12万円支給 ※遠方の方は上限4万円までで交通費支給 |
人数 | 約30名 |
公式サイトより引用しました。
今年は例年に増して応募者が多かったと聞きました。
なので、参加に至るまでの話を書いてみようと思います。
Treasureに参加決定されるまでの話
(ちょっと長めなので、ここは飛ばしてOKです)
僕がTreasureに参加決定したのは、4月頃でした(早い)
2019年の2月に、サポーターズのイベントがきっかけでVOYAGE GROUPの社員さんと話す機会に恵まれます。そこで色々Treasureのことを聞いたりして、参加したいなーと思ってました。
ちょうどその頃です。2月の終わりあたりにVOYAGE GROUPではインフラメインの「Sunrise」という他のインターンが開催予定でした。
僕はこれに応募してましたが、インフラほぼ未経験だったため普通に落ちたんですよね(笑)
で、実は僕これがVOYAGE GROUPのインターンに落ちるの3回目だったんです。大学2年の夏に、Treasureとビジネス系のIslandというインターンに申し込んでいて、どちらも二次選考で落ちてます。
Sunriseに落ちたのは3回目で、正直縁がないのかな…と思ってました。
二度あることは三度あるってマジなんや、と(笑)
でもそのSunriseの落ちたときのメールで、「次のTreasure前哨戦の1dayインターンに来てよ」とお誘いがありました。その1dayインターンでは、Goの講義を受けてチーム開発をしました。超高速に過ぎ去った1日。
その後にTreasureの申し込みがちょっと早めに始まってたので、応募しました。
面接では、作ってたサービスのことやどういうエンジニアになりたいか、のようなことを話した記憶があります。
面接が終わって四月のある日、電話が届いて参加決定しました。
Treasure参加記録
ここからは、Treasure参加記録を書いていきます。
Treasureでは前半戦では講義、後半戦ではチーム開発をやっていきます。
2019年のスケジューリングは具体的にこんな感じでした。
- 1日目 (バックエンド)
- 2日目 (バックエンドとフロントエンド)
- 3日目 (フロントエンド)
- 4日目 (データベース・モデリング)
- 5日目 (中間課題の発表・課題もくもく)
- 6日目 (セキュリティ)
- ここで中間課題
- 7日目 (認証・インフラ)
- 8日目 (アイデア)
- 9日目以降 (チーム開発)
- 15日目 (最終発表)
前半戦と後半戦それぞれ分けて振り返っていきます。
【前半戦】怒涛の講義
前半戦では、Webの色々知識を幅広く学びました。
1日1日を振り返るとかなり長文になりそうなので、ざっくり学んだことをまとめると以下の通り。
- GoでのCLI開発・API開発
- JavaScript言語仕様・fetch速習
- データベース(テーブル設計・モデリング)
- セキュリティ(Webのセキュリティを幅広く)
- インフラ(AWS・Datadog・CI設定)
- アイデア(時流に乗った価値あるプロダクトの作り方)
バックエンドからフロント、インフラ、セキュリティまで一線のエンジニアに教えてもらえるのがTreasure。
(@suzu_vさんのvim捌きは感動しました)
詰まったらTAの方々が丁寧に教えてくれて、ハイスピードでバリバリにコードを書いていくあの環境は、今考えても相当恵まれてます。
しかもそれで報酬が出るという、「マジで、どうなってる?」と思うレベルです。
中間課題
最初の一週間目の金曜日は中間課題が発表されました。
課題は特にテーマなしでGo使ってWebアプリ開発。
GoとReactを使って、アプリを作りました。
CORSの設定とかReactの書き方とかに詰まったりして、思うように進まなかったのが後悔ですね。
中間課題のあとは、書いたコードに対してのフィードバックが一人一人にありました。
これもマジでスゴイと思います。
僕もそうやって上手く仕事回せるようになりたい。
【後半戦】チーム開発
中間課題と前半戦講義が終わると、後半戦・チーム開発に入ります。
チームが発表され、その夜にはキックオフ飲み会がありました。
チームはそれぞれ5,6人に分けられ、そこにサポーターが三人つくという感じ。
ここでチーム開発でやったことをまとめてみます。
- アイデア出し
- アイデアの選定とブラッシュアップ
- 課題解決してるかどうかのすり合わせ
- テーブル設計
- エンドポイント設計
- 開発
一週間ほどの短い期間でのチーム開発です。
短期間で爆速で開発しなきゃいけないので、やること山積みでした(笑)
GitHubのProjectという機能を初めて使ったのですが、かなり良かったです。
以下に、チーム開発の感想を書きました。
チーム開発の感想
僕らのチームはアイデア出しにめちゃくちゃ時間をかけて、正直ヤバかったんですよね。
納得できるアイデアが決定せず「このままコードを書かずに、アイデアソンで終わるのか…?」と思った夜もありました(笑)
サポーターの方々にも遅くまで残ってもらったりして、感謝しています。
めちゃくちゃ僕らのために色々考えてくれて、意見してくれて、本当学びが多かったです。
長い時間をかけて、ピボットを繰り返してアイデアが決まったところから開発スタートしました。
他の多くのチームが技術として採用していたのは、Goに加えてReact.jsです。
ただ、僕らのチームはフロントをゴリゴリ書ける人がおらず、集まったのはサーバーサイドマン達。
しかし考えてみると、実際に作るサービスは動的なデザインが必要なかったため、ginのテンプレートエンジンを使って開発しました。
この技術選定は正しかったと思います。
「必要ないことはやらない、って重要だな」という学びがありました。
実際ここが、結構評価してもらえてたみたいです。
他にも個人的にめちゃくちゃ勉強になることが多く、ここに書くと何行も奪ってしまいます。
価値のあるプロダクトをチームで作るって、めちゃくちゃ難しいですが、めちゃくちゃ楽しいです。
そういう経験が得られたのが、Treasureでの一番の学びです。
アイデアが決まらず悶々とする時間が長かった、一番出だしの遅いチームでしたが、最優秀がもらえました。
#voyage_intern Treasureで最優秀飾った!美味しい肉食べれて幸せ♥
チームの方々ありがとうございました。マジで濃い3週間だった。インターン中に会った人達みなさんこれからもよろしくお願いします! pic.twitter.com/qZC0apGGvp
— kirohi (@huslc2es) August 30, 2019
純粋に嬉しかったし、作ったサービスは正直もっと作り込んで公開したい。
最終発表の時は危うくもらい泣きしそうでした。
フルコミットしてチーム開発やるの、最高に楽しいです。
気になるTreasure期間中の色々
ここからはTreasure期間中のあれこれについて書いています。
ご飯とおやつ
Treasure期間中に僕が食べた、いくつかのご飯を載せておきます。
チーム開発が佳境に入った時にデプロイされた夕食。美味しかった。
写真には無いですが、オフィスで健康な社食が食べれたので良かったです。
また上の写真からは感じられませんが、僕は倹約家であるため松屋を愛していました。
さて話は代わり、Treasureでは15時におやつがデプロイされます。
そんなおやつ達の写真を撮るのを忘れていたため、同じ参加者の方(電電先輩)のブログを見てみてください。
開発途中に挟むおやつ休憩は必須です。
シェアハウス
Treasure参加生の半分以上くらいは地方から来てる人でした。
なので、シェアハウスは2つの場所に別れていました。
僕がいた方では、3~4人が同じ部屋で生活するという感じでしたね。
最初は「マジでやっていけるのかな…」と不安でしたが、終わってみるとあっという間で楽しかったです。
料理は全然しませんでしたが、夜遅くまでPC開いて色々やってました。
こういう環境いいなぁと思います。
参加者
実際、「次のTreasureに参加したいなぁー」と思ってる人が気になるのは、「どういう参加者がいるのか」ということだと思います。
ざっとまとめてみると以下のような感じです。
- Webがほぼ未経験の人もいる
- 逆にWebをゴリゴリに書ける人もいる
- 修士の人が結構多い印象
- 地方から来てる人は多い
- みんないい人
- 自作キーボード好きな人多い
で、めっちゃ仲良くなります。インターンの途中でTreasure生でボウリングに行ったりもしました。
「自分は技術力ないからついていけなさそう…」と思ってES出さないのはもったいない。
Treasureの選考はめずらしくコーディングテストなどは無いです。
Webの勉強してて、自分でサービスとか作ってて語れるならイケるはず。
応援してます。
最高なインターンなのでおすすめです!
噂に聞いていた以上に、アツくて最高なインターンでした。
前半の講義から後半のチーム開発まで、学ぶこと多すぎた。
特に、僕は基本1人でプログラミングやってたので、チーム開発はなかなか新鮮なことが多かったです。
Goを書きたい人も、チーム開発やってみたい人も、Web全然やったことない人も超おすすめ。
Treasure最高なので、応募してみてください!
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