AdRollというアドテク企業のDynamoDB活用事例の紹介動画です。
続いてゲームでのDynamoDBユースケースの紹介。
ゲームにおける一般的なユースケース
- ゲームの状態
- プレイヤーのデータストア
- プレイヤーのセッション履歴データストア
- リーダーボード
こちらはFrontier Gamesというゲーム企業のDynamoDB活用事例です。
このようなゲームの裏でもAWSの技術が使われているなど、ゲーム企業についてあまり知らなかった僕にとっては感動です。
また他にも小売や銀行でのユースケースも公式サイトにて紹介されているので、チェックしてみてください。こういうユースケースを聞く事で、具体的にどのように使っているのか分かるので、現場を想定しやすくなると思います。
また他にもAWS公式サイトによると、以下の企業がDynamoDBを利用しています。
- トヨタ
- Netflix
- Airbnb
- Tinder
- Expedia
- などなど大多数の企業
DynamoDBの料金体系
DynamoDBにおいて料金を決める要素には、以下の3つがあります。
- キャパシティユニット(読み込み・書き込み容量)
- ストレージ容量
- データ転送量
Qiita記事の「DynamoDBの基礎まとめ ― 料金体系とプロビジョニング」より、料金体系がまとめられている表を引用します。
課金リソース | 料金 | 課金単位 |
---|---|---|
書込キャパシティーユニット(WCU) | 0.000742USD/WCU | 1時間料金(1WCUは1秒間に1回の書き込み) |
読取キャパシティーユニット(RCU) | 0.0001484USD/RCU | 1時間料金(1WCUは1秒間に1回の読み取り) |
ストレージ容量 | 0.285USD/GB | 月額(毎月最初の 25 GB の保管は無料) |
データ転送量 | 0.14USD/GB | データ転送受信(イン)は無料、アウト時のみ課金、1 GB/月まで無料 |
これらが基本的にかかる料金となり、加えてオプションを選べばその分追加課金されます。
まとめ
DynamoDBの特徴をもう一度振り返ります。
DynamoDBの特徴
- 完全マネージド型で運用管理がいらないNoSQLデータベースサービス
- ハイスケーラブルで無制限に拡張ができる
- 負荷が高くなっても応答速度が低下しない低レイテンシー
- 高可用性 (SPOFが存在せず、データが三箇所のAZに保存される)
- ストレージの容量制限がない
- 高速処理のためにパーティショニングによる分散処理を実施
- プロビジョンドスループット
この記事では、DynamoDBの基礎知識についてまとめました。
AWSはBlackBeltと呼ばれる包括的な資料を公開しています。
DynamoDBをはじめとしたAWSサービスについて知識を深めるのに非常に参考になるため、チェックしてみてください。
DynamoDBをはじめとしたAWSのサービスについておすすめな講座として、Udemyの講座があります。
AWSについて基礎知識を理論とハンズオンを通して網羅できるので、かなり効率的に学習できました。
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最近AWSの学習を進めているkirohi(@huslc2es)です。
DynamoDBはAmazon.comにおいてRDBMSのスケール限界を超えるために開発されたNoSQLです。
この記事では、DynamoDBの基礎知識にしぼって簡単に紹介します。
記事の内容は以下の通りです。
テーブル設計やキー、インデックスの話については別の記事に書きます。
それでは早速中身に入っていきましょう。
目次
DynamoDBの特徴
DynamoDBはフルマネージド型のNoSQLデータベースサービスです。
2012年1月に発表された、そこそこ歴史のあるサービス。
DynamoDBには以下のような特徴があります。
DynamoDBの得意・不得意
DynamoDBの得意なこと
DynamoDBの不得意なこと
DynamoDBの整合性モデル
DynamoDBはデフォルトで結果整合性モデル。
一部の処理に対して、強い整合性モデルを使っています。
Writeの場合
少なくとも2つのAZでの書き込み完了が確認をとれた時点でAck(肯定応答)
Readの場合
デフォルト
Consistent Readオプションを付けたリクエスト
DynamoDBが使えるケース
DynamoDBが使えるケースとして挙げられるのは「ビッグデータ」と「アプリケーション」です。
ビッグデータ処理としては、大量のデータベースを収集・蓄積・分析すること可能にし、Hadoopなどとも連携できます。
アプリケーションとしては、大規模なサービスでの高速なデータ処理が必要な場合に使われます。
ユースケースの例としては以下のようなものが挙げられます。
*1~3日間ほどの短期的な割引セールをするマーケティング手法のこと。
企業におけるDynamoDBの活用事例
AWS公式サイトで紹介されている企業のユースケースとして、「アドテク」と「ゲーム」があります。
アドテクでの一般的なユースケース
RTB(リアルタイム入札)や広告ターゲティングなどでは、高い要求率、予測可能な低レイテンシーに加え、信頼性が必要。それを叶えるのがDynamoDBの特徴と機能です。