7つの習慣という世界でもうめちゃめちゃに売れた本をご存知でしょうか。
最近は便利なことに、そういった本の漫画版がたくさん出版されてます。
この記事では、漫画版の7つの習慣でぼくが学んだことをまとめます。
目次
問題の見方を「インサイド・アウト」に変える
多くの人は自分都合のいいように物事を見て、善悪を判断している。
そういう人は「できなかった理由」をいつも人、環境のせいにする。
・「インサイド・アウト」とは、自分自身の内面から始めるという意味。
・自分の内面、つまり考え・見方・人格・動機が原則に合っているかに気を付け、行動を変えることで結果を引き寄せようとする意識が大切。
今自分のいる環境って19歳にもなれば、全部自分の選択の結果なんですよねー。
東京と地方に差があって、環境がどうのこうの言う前に、それは自分で選んだことでしょって。
何か起きたときに人、環境のせいにするのではなく、全部自分の責任、自分の選択だと思えるようになれば、逆に楽になります。
1. 主体的である
主体性とは、人間として、自分の人生の責任を引き受けることも意味する。
私たちの行動は、周りの状況ではなく、自分自身の決定と選択の結果である。
・どんな些細なことでも「自分で選ぶ」。
・自分の性格や行動は自分の選択の積み重ねの結果。
・自分の人生の主役は自分であり、どんな人生にするかを決めるのは自分以外の誰でもない。
・影響力が及ばないことに悩むのは無意味。例えば会社の就業規則は、普通の社員なら影響の輪に入らないが、人事部の社員なら会社の状況によって入る場合がある。
・関心があっても影響を及ぼせない物事に対して、やきもきしても何も始まらない。
自分の人生に責任をもって生きていこうぜって感じですね。
自分の人生の主役は自分であり、どんな人生にするかを決めるのは自分以外の誰でもないってその通りだと思いますわ。
2. 終わりを思い描くことから始める
終わりを思い描くことから始めるというのは、日々の生活でさまざまな役割を果たすときに、自分の価値観を明確にし、方向をはっきりと定めて行動することである。
そうすれば、本当に意味で主体的で価値観に沿った人間になれるのである。
・生産的な前進のために「終わり」を設定する
・人生は、人生の方向性をイメージし(知的創造)、毎日を生きる(物的創造)という2つで作る。
・目的は何かを考える習慣をつける
・「リーダーシップ」とは目的を考え、そこに到達するために「何をすべきか」を検討して人や自分を導くこと。人生の終わりに向かって自分を導くリーダーシップを発揮しよう。だが、このリーダーシップを忘れて、時間や作業の順序を調整するなどのマネジメントにこだわる人が多い。マネジメントはリーダーシップがあって初めて意味がある。
・生活の中心、自分ができることは何か、自分が大切にしていることは何かをはっきり意識する。
・ミッションステートメントを持つ。ミッションとは使命、ステートメントとは宣言。つまり、自分の人生で何が大切で、自分はどうなりたいのかを宣言しておく。
目的を達成するためには、言わずもがな「目的」が必要。
例えば「Webサービスを開発し、誰かの課題を解決する」みたいな目的を設定すれば、それを意識して、やるべきことを淡々とやっていけばいい。
マネジメントにこだわる人が多いっていうのは結構グサッときました。自分の本当の目的を見つめなおすきっかけになりました。
3. 最優先事項を優先する
時間管理という言葉そのものが間違っているという考え方だ。問題は時間を管理することではなく、自分自身を管理することだからだ。
・時間は管理するものではなく、自分の意思に関係なく刻々と進むもの。管理しようとしてできるものではなく、管理すべきなのは「最優先事項を優先する」ということ。
・著者(コヴィー流)のスケジュール表の埋め方
- まず、自分の役割を書き出す。
- 次に役割ごとに1週間の目標を2~3設定する。
- そして、この先の1週間で目標を達成する活動をスケジュールに入れる。
・目的は予定をこなすことではなく、優先順位に基づいて行動すること。
時間は管理するものではないっていう考え方勉強になりました。時間術系の本結構読むの好きだったんですけど、一番大事なのは「最優先事項を実行すること」ですね。
4. WinWinを考える
WinWinの根本には、全員が満足できる方法は十分にあるという考え方がある。全員が勝者になれると考えるのである。Win-Winは、あなたのやり方でもなければ、私のやり方でもない、もっとよい方法、もっとレベルの高い方法だ。
・これを理想論だという人は「欠乏マインド」に支配されている。
・人の成功を「おめでとう」と称えながら、心の中では嫉妬する。「幸せの量は決まっていて、誰かがひと切れとると、自分が損をする」という発想があるからだ。
・今日から、「すべての人が満足することは可能だ」という発想を持つ。
ぼくの愛するUVERworldの0choirにも同じような意味の歌詞ありましたね。
人の幸せは人の不幸の上成り立つって?
ぼくがこのプリンを食べたら死者でも出るのかい?
UVERwold 0choirより
5. まず理解に徹し、そして理解される
私たちは多くの場合、外部の助言がなくとも自分をコントロールできる。心を開くチャンスさえ与えられれば自分の問題を解きほぐしていける。すると解決策がその過程ではっきり見えてくる。
・相手を理解しない人は、理解してもらえない。
・自分のことを理解してもらえないという気持ちがあるのに、そのことに成功している人は少ない。
・それは、自分の言いたい気持ちが先走り、相手のことを理解しようという姿勢が足りないから。
どんな会話術の本とか読んでも結局書いてることは、一緒で「聞き上手になれ」。
自分の好きなことばっか話しても、相手は面白くないんですよね。
人間、自分の話をしたい人ばっかりだと思います。
6. シナジーを創り出す
他者とのコミュニケーションが相乗効果的に展開すると、頭と心が解放されて新しい可能性や選択肢を受け入れ、自分のほうからも新しい自由な発想が出てくるようになる。
違いを尊重することがシナジーの本質である。人間は一人ひとり、知的、感情的、心理的にも違っている。誰もが「自分のあるがまま」を見ているのだということに気づかなくてはならない。
・本当に意味で効果的な人生を生きられる人は、自分のものの見方には限界があることを認められる謙虚さを持ち、心と知性の交流によって得られる豊かな資源を大切にする。
・互いに尊敬し、協力しあうことで生まれるコミュニケーション。互いの相違点をよく理解し、そこから大きな成果を引き出そうとする。
シナジーを創り出すためには、やっぱいろんな人の価値観に触れる必要があると思います。
毎日同じ人といるっていうのもいいとは思いますけど、ぼくは色んな人と話をして、いろんな考え方を知りたいですねー。
7. 刃を研ぐ
自分という道具に投資することが「刃を研ぐ」習慣なのである。
効果的な人生を生きるためには、定期的な4つの側面すべての刃を研ぐ時間をつくらなければならない。
・肉体的側面で刃を研ぐ = 運動によって体をメンテナンスすること。持久力、柔軟性と強さという3つを意識する。
・精神的側面で刃を研ぐ = 自らの価値観を深く見つめること。第2の習慣で行う自分への反省と関係している。
・知的側面で刃を研ぐ = 情報収集力や選択力を磨くこと。自分の目的や価値観に合った番組や優れた本を読むようにする。
・社会・情緒的側面で刃を研ぐ = 人間関係においても自分の価値観に忠実にふるまうこと。
ひたすら自己研鑽ですね。
終わりに
名著中の名著ですけど、エッセンスは漫画版にも詰まってるので、時間がない人にはおすすめです。