この擬似留学、実際の留学と比べてめちゃくちゃ安上がりです。
例えば英語圏の留学先として比較的安価なカナダへ三ヶ月行くとしましょう。すると、学費・家賃・食費・生活費・航空券・保険など込み込みで安く見積もっても50~70万円かかるわけです。
参考: 【3ヶ月・6ヶ月のカナダ留学】費用と英語の伸びを考え、記事にした | EnglishPedia
非常に高価ですね、Super Expensive。
対して擬似留学では、学費も家賃も食費も生活費も今のままです。航空券も保険も必要ない。
もちろん語学留学の良いところもありますが、ここでは擬似留学を推していきます。
それでは中身に入っていきましょう。
PCとスマホの設定言語を英語にする
ステップ1は「PCとスマホの設定言語を英語にする」です。
毎日使うデバイスを英語にすることで、必然的に英語の文章が目に入るシーンが増えます。
簡単に出来るし、デバイスがかっこよくなります(笑)
設定などには比較的カンタンな単語が多いため、慣れていなくても徐々に英語になじめるはず。
特にIT系の方はいの一番にやるべきかなと思います。例えばエンジニアであれば「設定」にある単語などはコードを書くときに普通に使えるからです。
[box04 title=”得られるメリット”]- 英語が目に入るシーンが増える
- 設定などを読めば単語や長文練習になる
[/box04]
移動中に聴くものはPodcastか洋楽に固定する
ステップ2は「移動中に聴くのはPodcastか洋楽に固定する」です。
移動中に音楽を聴く人は多いと思います。
擬似留学を行うには、聴くものも出来るだけ全て英語にするのが大事です。
英語圏に留学した人の耳元には、現地での会話が入ってきます。その会話の多くは英語でして、バスや電車、ショッピング中も英語の勉強になります。
その状況を日本で再現するには「Podcastを聞き続ける」のがベスト。Podcastは英語のチャンネルが豊富にあるラジオアプリです。
iPhoneだとこういう感じのアプリが最初から入っているはず。このPodcastを使って、英語のラジオを聞きます。
実際の例として、僕は一年間ほどテック系のチャンネルを英語で聞き続けていたところ、TOEICのリスニングがノー勉で450点取れるレベルになっていました。
なのでPodcastはおすすめです!
選ぶチャンネルの条件はいかにマッチするものが良いです。
- 好きなジャンルのチャンネル(例: エンジニアのキャリア、金融ニュースなど)
- 聞き取りやすい発音かどうか
- 学びたい英語かどうか(アメリカ英語とイギリス英語など結構違います)
- 内容が理解できるレベルかどうか(ネイティブ向けが多いので難しいのも多い)
ネイティブ向けのチャンネルはなかなか難しいのも多いので、英語学習者向けを聴くのも良いですね。「All Ears English」など良いと思います!
とは言うもののラジオだけだとつまらないかもなので、洋楽も聴いてみてください。
歌詞がわかりやすいEd Sheeranのようなアーティストは楽しく学べます。
[box04 title=”得られるメリット”]
- 日常的に英語を聴く時間をかなり増やせる
- リスニング力が継続的に向上する
- 英語を聴いているという優越感に浸れる(笑)
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YouTubeは英語で見る
ステップ3は「YouTubeは英語で見る」です。
毎日YouTubeを開く人は多いです。
1日1時間動画を見るとすれば、1年で365時間です。相当な時間ですよね。
この時間を勉強時間に当てるのは最善ではありますが、なかなか難しい。
留学先でも見てしまいものは見てしまいます。
なので、まずは擬似留学では動画を「英語」で見るようにします。
HIKAKINさんやはじめしゃちょーとは少しの間さよならです。
英語のチャンネルを漁ってみましょう。
面白いチャンネルや勉強になるチャンネルがたくさんあります。
僕のおすすめを載せておきます。
- 大学基礎レベルの知識が身に付く「CrashCourse」
- 全能神が色々と教えてくれるチャンネル「Based Zeus」
- 元facebookのデータサイエンティスト「Joma Tech」
テキストの長文よりも、意外と動画の方が勉強が捗ったりします。
試しに興味のある単語を英語で検索してみてみましょう。
コメントとかも出来たら勉強になりますね! スラングも学べます。
- YouTubeを見る時間が勉強時間に変わる
- リスニング力が向上する
- リアルなネイティブの英語に触れられる
- コメントもスラングの勉強になる
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ニュースは英語で知る
ステップ4は「ニュースは英語で知る」です。
日本のニュースもすぐに英語で読める時代です。
情報収拾も英語でできるようになれば、他の人に差をつけられるようになりますね。
ニュースを英語で読むには、色々なアプリがありますが、おすすめは下記の2つです。
Google Newsはシンプルにキュレーションされていて、すっきりしています。
あまりごちゃごちゃしたメディアが好きじゃない方にはうってつけだと思うので、試してみてください。広告も少なめで、ダークモードにも出来ますよ。
SmartNewsは使ってる方も多い人気のニュースアプリです。スマートニュースでは、日本語だけでなく英語のニュースも読めるんですよね。ぜひ使ってみてください。
[box04 title=”得られるメリット”]- 単語力とリーディング力が上がる
- 慣れれば海外のニュースや記事が読めるようになる
- 周りに差をつけられる
1日30分オンライン英会話をやる
ステップ5は「1日30分オンライン英会話をやる」です。
留学すれば、英語を話す機会が得られます。
「日本にいたら無理じゃん」という声が聞こえてきそうですが、可能です。
オンライン英会話を使いましょう。
有名なサービスには下記のようなものがあります。
僕はDMM英会話を9ヶ月ほど使い、ネイティブキャンプ
DMM英会話がおすすめなのはこんな人です。
- 予約して授業を受けたい人
- 有名な教材を使って勉強したい人
ネイティブキャンプ
- たくさん時間があるので、たっぷり授業を受けたい人
- 予約するのは面倒だと思う人
擬似留学、毎日話すには予約ができるDMM英会話の方が良いのかなと思います。予約すると、「やらなきゃ」という気持ちになって勉強のモチベも上がるんですよね。
どっちも優れたサービスなので迷う時間は減らして、早いうちに一回試してみるのがおすすめです。
「いつかやろう」と思って僕も先延ばししていましたが、初めてから「もっと早くやっておけばよかった…」と後悔してました。
[box04 title=”得られるメリット”]
- 毎日英語を話す習慣がつけられる
- 英会話力がぐんぐん身につくようになる
- 日本にいながら英語を使う機会が作れる
- 他のリーディングやリスニング能力も比例して向上する
こちらで参考になる記事を書いています。
>> 英語話せるようになりたい人が、DMM英会話をやるべき5つの理由
1日3行英語で日記を書く
ステップ6は「1日3行英語で日記を書く」です。
英語で日記を書く勉強方法はかなり人気ですが、これはライティングに効果がありますね。僕は塾講師として、英語を中学生に教えていた時に日記を書くように言っていました。
英作文って苦手な人も多いのですが、慣れで解決できる問題です。
毎日3行でも継続して書くことができれば、慣れていくんですよね。
擬似留学の記録を日記として残してみましょう(笑)
今日習った単語を使って文章が作れれば、レベルの上がり具合も早いはず。
寝る前の日課にしてしまいましょう。
[box04 title=”得られるメリット”]
- ライティング力が向上する
- 日本にいながら英語を使う機会を作れる
- 擬似留学の記録が残せる
終わりに
擬似留学の6つのステップをまとめてみます。
- PCとスマホの設定言語を英語にする
- 移動中に聴くものはPodcastか洋楽に固定する
- YouTubeは英語で見る
- ニュースは英語で知る
- 1日30分オンライン英会話をやる
- 1日3行英語で日記を書く
後半につれてハードルが高くなっていきましたが、その分効果は高いです。
学習するにはやっぱり環境が大事。
勉強する環境は日本でも、この擬似留学で手に入れられるんです。
あとはやるかどうか。
友達を巻き込んでやろうぜっていうのもアリですね。お互いにレベルアップ出来るのでとても良いサイクルが生まれます。
こんにちは、kirohi(@huslc2es)です。
英語力を身に付ける方法として「留学」があります。
「英語力あげる = 留学」って感じですが、お金も手間もかかって大変ですよね。
現地での生活費や渡航費などを計算しても、ざっとアルバイト数ヶ月分を超えるでしょう。
語学留学に行く人の目的は「英語力を上げること」だと思います。
この記事では、その「英語力を上げる」という目的を日本にいながら達成する方法を解説します。
その方法を「擬似留学」と名付けました。
まるで留学しているかのような英語生活を手に入れましょう!
擬似留学のためのステップを順番に解説していきます。
目次
擬似留学って何?
「擬似的に作った留学」ということで使っていきます。
海外に行くだけが留学じゃないんですよね。今の時代もう駅前留学も通り越して、擬似留学です。
留学は作れるんですよ。
擬似留学のステップとして6つ紹介します。