こんにちは、kirohi(@huslc2es)です。
1月12日に受けたTOEICにて、880点を取得しました。
そこそこ良い点数取れて嬉しい!
今回の勉強比率は9:1でリーディングの方が多かったけど、反映されてない👼
いつになるか分からんが、次は流石に大台乗る pic.twitter.com/3Gi7RKxrNq— kirohi (@huslc2es) January 30, 2020
前回に受けたのが5月で、765点。
そこから8ヶ月経って再度受けてみましたが、そこそこ上がってて良かったです。
英語には継続的に触れていたものの、TOEICにフォーカスした勉強を行ったのは12月中旬を超えたあたりから試験当日まででした。
低く見積もりたいわけではなく、僕も他人のこういった記事を読む際に学習期間は重要視しているため詳細に書きたい次第です。
この記事では、800点を超えるためにやった勉強法をまとめてみました。
内容は以下の通りです。
- TOEICで800点を超えるためにやった勉強法
- TOEICで800点を超えるために使った教材・サービス
読者対象としては、現在600~700後半の方です。
早速中身に入りましょう。
目次
✍️ TOEICで800点を超えるためにやった勉強法
TOEIC L&R テストなので、リーディングとリスニングをメインで書きました。
その他にはオンライン英会話を使っていたので、それも書いています。
📖 リーディング
まずはリーディングについて書いていきます。
5月に受けたTOEICの結果は765点で、R: 320, L: 445のような比率でした。
比較するとこんな感じです。
前回(2019年5月) | 今回(2020年1月) | |
リーディング | 320 | 390 |
リスニング | 445 | 490 |
合計 | 765 | 880 |
正直もう少し欲しかったですが、70点伸びました。
この70点のためにやった勉強法はシンプルで、以下の2つです。
- 単語・文法のチェック (Part5)
- ひたすら長文問題解き (Part 6, 7)
TOEICで出題される単語と文法は、他の英語試験とは異なり、ビジネスシーンでのものが多いので復習しました。単語帳を読み返したり、文法問題(Part 5)を解いたりです。
久しぶりにリーディングの問題を解いた後、Part5が出来なさすぎて落胆した覚えがあるので、ここは結構大事だと思います。たまに難しい単語が出たりするので、問題集で知らなかったものに関しては、必ず復習して覚えます。
長文問題解きは、ひたすら解いてました。今回はリーディングに力を入れたかったので、リーディングのみ55分を測りました。解いた後は時間をあけて、解き直しです。その後に解説をみて復習。
復習の際には、まず知らなかった・分からなかった単語と文法を洗い出して、Ankiというツール(あとで紹介)に全部ぶち込みます。単語と文法はそうやって覚えてます。難しい単語は、会話で使える文章を作って記憶に残るようにしてました。
解き直しと復習ですが、めちゃくちゃ大事ですよね。結局、出来なかった問題が出来るようにならないと、一度解いた意味はありません。聞き飽きたかもしれないですが、復習しないと前に進まないと思います。
ただ実際に復習してると、正直言って前に進んでる感覚ないんですよね。新しい問題を解いた方が進んでる気分になります。ですが本当にスコアを上げてくれるのはやっぱり復習なので、曖昧なところが明確になるまでは時間割いた方が良いと思います。
Part 6と7だと、6の方を多く解いていました。解く重さが軽いのに文章にまとまりがあるからです。Part7をぶっ通しで練習するのは結構キツかったので、6に甘えてました…。とは言いながらも、Part7は数十回以上解いてました。
🎧 リスニング
次はリスニングです。今回はリスニングについては、リーディングと比較するとあまり勉強していません。
前回の点数を考えても、明らかにリスニングを伸ばすよりもリーディングを伸ばした方が効率的だと思ったからです。
それでも何もやらないのは怖かったので、以下のことをやってました。
- 問題集と模試を解く
- Podcastを聴く
通しの模試は準備期間中、4回ほどしか解かなかったためリスニングの勉強はその時くらいでした。模試を解いて、復習という至って普通の流れです。どのように復習したかというと、まず間違えた問題を3回ほどシャドウイングします。その後トランスクリプトを見て、聞き取れていたか確認します。聞き取れていなかったところは、原因を探ります。例えば、単語が知らなかった・音の欠落に気づけなかったなどです。単語なら単語をAnkiにぶち込み、音の欠落なら何度かまたシャドウイングします。
今回に関しては、リスニングはほぼ復習にも時間を割いていません。ほぼ全ての問題が完璧に聞き取れるレベルだと思ったからです。
教材などに関してはあとで紹介しますが、「TOEIC L&R テスト 990点攻略」という濱崎さんが書いた本では、時間を割きました。巷にある問題集の中ではトップレベルに難しかったからです(笑)
そしてPodcastについても書いておきます。僕は2年ほど前から継続的にPodcastを聞き流しています。特に聞いてから復習するなどはしていないのですが、そのおかげかリスニングはあまり意識しなくても向上する日々を送れています。何事もそうですが、特に英語はブランクを開けるとその分取り戻すのに時間がかかる印象です。リスニングも継続的に聴く習慣がなければ、490点も取れなかったと思います。どういう物を聞いているのかは、下で紹介しました。
👨💻 その他
他にやっていたこととして、オンライン英会話があります。Camblyというサービスに10月から3ヶ月間登録していました。10月~12月はほぼずっと海外にいたので、1日30分取るのが結構難しかったです。それでも空いている時間に出来るだけやるようにしてました。
特段TOEICにフォーカスして役立ったという感じはしませんでしたが、話すという行為はリスニングが基盤にあります。当たり前ですが、聞き取れないと(文字通り)お話になりません。なので間接的にTOEIC L&Rテストにも役立っていたことは間違い無いですね。知らなかった単語を積極的に会話の中で使う様にすると、非常に効果を感じます。
勉強方法はいったんここまでにして、使った教材・サービスを載せておきます。
📚 TOEICで800点を超えるために使った教材・サービス
ここから、実際に僕が使った教材・サービスを紹介していきます。
(R・L) スタディサプリ
多くのサイトで紹介されていますが、スタディサプリは非常によくできたサービスだと思います。問題もかなり豊富に用意されていますし(余裕で全部解き終えられてないです)、関先生の解説が分かりやすいです。大学受験の時からスタディサプリ にはお世話になっていましたが、関先生は僕の英語力の基礎を作ってくれてます(笑)
加えて単語練習も豊富にできるので、月額払う価値はあるかなと思います。問題セット数を考えてもコスパは高いですね。ただ、下に紹介している問題集よりも平均的な難易度は少し簡単めかなと思います。文法問題(Part5, 6)は、全て解きました。リスニングに関しては一度もやってないです。
(R・L) TOEIC 金のフレーズ
ド定番の単語帳ですね。これは数年前に買ったものが家にあったので、読み返していました。家にTOEFLや英検一級の単語帳もあるので、レベルは簡単に感じます。
(R) 精選問題集 1, 2
精選問題集はTOEIC受験者の間でもかなり評判の良い問題集だと思います。僕の今回のメインウェポンです。実際に問題のクオリティも高いですし、かなりおすすめできます。難易度は本番と同等ほど(もしくはそれ以上)という感じです。簡単ではないですね。リーディングは二冊とも購入して使っていました。リスニングに関しては学校の図書館で貸し出しをしていたので借りたのですが、結局解かず終い。どちらも解くのが良いです。
(R・L) TOEIC L&Rテスト 990点攻略
こちらはサブウェポンですが、難易度がかなり高めです。巻末の模試を解いたところ、600点台だったので、800超えあわよくば900を目指していた僕にとってかなりショックでした(笑) なので一度解いて点数が低くても落ち込まないでください。この問題集はレベル高いです。ですが、それでもやるべき一冊ですね。著者の濱崎さんは有名なTOEIC講師ですが、信頼に値します。リスニングセクションはディクテーション地獄(全部は流石にできなかったw)、リーディングは長く難しいですが、解いていて楽しいですね。990点を目指す人向けなのですが、800点超えを目指す人にとっても効果あります。
(R・L) 新形式対応 TOEIC L&R 至高の模試600問
以前数回解いていましたが、再度解き直しました。この問題集も人気だと思います。本番に近い感じで解けるのが良いですね。でかいので持ち運びに疲れますが、公式を解き終えたらやるべきかなと思います。
(S) Cambly
僕が3ヶ月使っていたオンライン会話サービスです。英語に多少の自信がある方には、かなりおすすめできます。講師はネイティブしかいないため、レベルの高い会話が可能です。もちろんネイティブ以外の講師と話せるDMM英会話やネイティブキャンプなども優れていますが、やはりネイティブのみというのは魅力的でした。本場のアメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダ英語が聴けます。南アフリカ、アイルランド、ニュージーランド英語も聞けます。アイルランドは聞き取るの難しかった記憶あります(笑)。Camblyやってる途中からイギリス英語にハマって、こんな記事を書いたりしました。
どこかの国のアクセントに慣れたい人・英語レベルをさらに上げたい・ネイティブ視点のレビューが欲しい人にはかなりおすすめです。料金も1月15000行かないくらいなので、ネイティブのみなら相場平均(orそれ以下)です。
(L) Podcast
Podcastは普段は技術系のチャンネル(英語)を聴いていますが、TOEIC準備期間中はそれに加えてイギリス英語を話す「Luke’s English Podcast」というチャンネルも聴いていました。NHKで英語番組をやっていて、atsueigo(YouTube)にも出演していたBJ FOX氏の兄弟がやっています。
(L・R) Anki
単語・文法学習のために使用したアプリです。名前まんまですね。Ankiは学習者のための単語カードです。UIはひと昔前の時代を感じさせますが、使い方はシンプルです。deckを作成し、そこに単語や文法などを書いて加えていきます。加えたら、あとはそれを繰り返し解くだけ。
解いている時の見た目はこんな感じです。
Show Answerを押すと答えが表示されます。
ここの画面に僕がAnkiを使う理由があります。先ほどのShow Answerがあった下のボタンに Again, Good, Easyとありますよね。このボタンで、作成したカードに対して毎回、難易度の評価ができます。そしてその難易度評価に応じて、復習のタイミングが決定されます。Againなら1m(1分後), Goodなら10m(10分後), Easyなら4d(4日後)という感じです。
短期記憶から長期記憶へ結びつけるために設計されているので、Ankiが復習日を最適にしてくれます。
AnkiはiOS・Android・デスクトップ(Windows・OS X・LInux)があるので、これを読む方は使えるでしょう。
Anki – powerful, intelligent flashcards
公式問題集は?
今回公式問題集はなんと一回も解いていないという失態を犯しています。
緑と黄色のやつを図書館で借りたのは良いものの、上にのべた他の教材の復習だったりで出番なしでした。毎日模試を解こうと思ってましたが、そんなに強いモチベーションがなかったため頻度がさがった結果、使わなかったという感じです。公式問題集は特別な理由が無い限りは解いた方がいいですね。音声も試験と同じ人ですし、クオリティも間違いないです。
この中でおすすめを3つだけ選ぶなら…
- 精選問題集
- 公式問題集
- スタディサプリ
ですね。精選問題集はコスパが高いから選びました。2500円程度でR or Lセクション5つなので、安いです。公式問題集は言わずもがな、僕が言えた口じゃないですが解くべきでしょう。そしておすすめに入るべきです。過去に新形式の公式問題集は解いているため許してください。スタディサプリは、移動中に勉強できるのが便利だから入れました。忙しい人は移動も多いです。新幹線や電車の中でも勉強したい、けど荷物が増えるのは困る、といった方にはベスト。テスト準備期間中何度か長い移動があったので、その際などにお世話になりました。
🏄♂️ 終わりに
長い文章になりましたが、参考になれば幸いです。
あなたのTOEIC JOURNYに幸あれ。
僕も990点目指して頑張ります。