こう思うあなたに向けて、人生をゲーム化する方法について解説していきます。
こんにちは、kirohi(@huslc2es)です。
小学生の頃にかなりゲームをやっていました。
友達とどっちが先にクリア出来るかなど張り合っていて、勉強どころでは無かったです。
そんなゲーマー気質を心に持つ方は多いと思いますが、「人生もゲームみたいだったらな〜」と思ったりしませんか?
この記事では、人生をゲーム化させる方法について解説していきます。
目次
人生をゲーム化するための3つのキーワードとは
人生をゲーム化する3つのキーワードとは、「目的」「ルール」「敵」です。
人生ドラクエ化マニュアルという本には、人生をゲーム(ドラクエ)として見立てる方法について書かれています。
作者のJUNZOさんは、ある日「ゲームとは何か?」という問いを上司から突きつけられます。
それに対してJUNZOさんは「ゲームとは、【目的】を達成するための【ルール】に基づいた【敵】との楽しい闘い!」と定義しました。
例えばこれをドラクエに当てはめてみると、
「アレフガルドの平和を取り戻す」という【目的】を達成するための【ドラクエ独自のルール】に基づいた【敵(スライム、ドラゴンなど)】との闘いを楽しむゲーム
として捉えられるんですね。
このゲームの定義は、あらゆる場面に応用できます。
その最もたる応用先が、僕らが今絶賛プレイ中で若干のクソゲー感がある人生っていう話です。
ゲームの世界。例えばドラクエやポケモンではルールが決められていますよね。パーティーの数だったり、アイテムの持ち物やレベルの上限も決まっています。
しかし僕らの人生ゲームはどうでしょう。
流石に暴れまわったりは出来ませんが、十分に自由なんですよ。
さて、自由なのは素晴らしいことです。
ただそれ故に何をしたらいいか迷う人も多いと思うんですよ。
部活動に明け暮れた後の、引退した土日とか思い出してみてください。
急に与えられた自由。何したら良いか分からなかったですよね。
この自由すぎる世界に面白みを作るには、自分オリジナルの「目的」「ルール」「敵」を作ることが必要です。
そうすることで、架空のゲームより楽しいリアルなゲームをプレイすることが出来ます。
実際にオリジナルの「目的」「ルール」「敵」を作ってみる
リアルな人生ゲームを楽しむためには以下の3つが重要です。
- 目的
- ルール
- 敵
これらを決めることによってプレイヤーである僕たちがゲームをどんどん前に進められるんですね。
試しにここで、僕のゲームの一例を紹介します。
[box01 title=”ぼくらのサービス開発”]
- 目的:月30万PVレベルのWebサービス開発
- ルール:自分で開発する・仲間は集めても良し
- 敵:世界各地のサービス開発者
[/box01]
「ぼくらのサービス開発」楽しそうなゲームタイトルですね。
このゲームの目的は、人気のあるWebサービスを開発することです。
月30万PVのWebサービスを個人で作るのはなかなか難しいので、結構ハードモードを選んでしまっていますね。
ですが、イージーすぎるゲームよりは多少ハードな方が良いと思います。
そして敵は他の開発者だけでなく、自分も敵です。
眠気だったり、怠惰だったり、誘惑だったり色々な敵に打ち勝つ必要があるんですね。
こうして日々の目標をゲームとして見立ててみると、楽しくなってきませんか。
まるで自分が勇者かのように、人生の主人公になれる感じがするんですよ。
ピーチ姫を救うわけでも、世界に平和をもたらすわけでもないですが、良いんです。
ただただ自分の中のゲームを楽しむ毎日が送れればそれだけでOKなんですよね。
このような感じで、「目的」「ルール」「敵」を作ってオリジナルのゲームをデザインしてみてください。
自分がワクワクできる楽しいやつが良いですね。
人生をゲーム化させて得られるメリット
人生をゲーム化として見れるようになると以下のメリットが得られます。
- 仮想世界とリアルの違いを再確認できる
- 毎日の生活に目的が生まれる
- ゲームの攻略のために色々と調べるようになる
仮想世界とリアルの違いを再確認できる
1つ目のゲーム化のメリットは、仮想世界とリアルの違いが再確認できることです。
人生というゲームを楽しむために知っておくべきことがTABI LABOさんの記事で紹介されています。
- ゲームの目的はいつでも、何度でも、変更可能
- 最大のリスクは「じっとしていること」
- 「見栄」「世間体」「体裁」はコマンドで瞬殺
- 変更可能なことには無限にサイコロを振る
- 「コマンド」は作れる!あの手この手を使って敵と戦う
- 勝てる土俵で勝てばいい 土俵がないなら作ればいい
- 「今を楽しむ」で「ゲームオーバー」を克服
一番大事なのはやっぱり、最大のリスクはじっとしていることだと気づくことだと思います。
これはゲームとは違う点なんですよ。
ゲームでも一見時が流れているように思えますが、多くはプレイ時間が溜まっていくのみ。
ドラクエで最初の町から出なくても、別にゲームが進まないだけで、主人公が年を重ねたりしないですよね。
でもリアルは違います。常に時は流れていて、70億人誰1人逆らうことは許されないので、みんな年を取っていきます。
じっとしてるだけならHPは減らないのがドラクエですが、人生は普通にマックス値が減っていくんですね。
何もしないより色々と行動を重ねた方が、人生は豊かになります。
- 仮想世界とリアルの世界は似てるけど違う
- リアルでの最大のリスクは、じっとしていること
- 何もせずとも年をとる人生なので、色々と行動したほうがお得
毎日の生活に目的が生まれる
2つ目のゲーム化のメリットは、毎日の生活に目的が生まれることです。
上で、「目的」「ルール」「敵」を決めた僕が作ったゲームを紹介しました。
このように自分オリジナルのゲームを作ることで、目的が必然的に生まれるんです。
毎日その目的を意識して生活することが可能になるんです。
例えば、サービス開発で30万PVを達成するために必要なものとして下記が挙げられます。
- プログラミングスキル
- マーケティング
- SEO
- デザイン
- グロースハック
- 時流を読むスキル
- そのほかWebの知識いろいろ
これらが必要になる以上、目的達成のためにやるべきことが見えてきますよね。
これがゲーム化することで得られる、毎日の生活に目的が生まれるという大きいメリットです。
例えば何かを学習する際に、この知識を得て使えるようになろうと思えれば、学習の効率も上がります。
「何か勉強しよう」とか「出来るようになろう」などの目的がある生活と特にやりたいことのない生活では、前者の方が面白いです。
他人からしても、目的のある生活を送っている人の方が魅力的に感じますしね。
これがゲーム化して得られる2つ目のメリット、毎日の生活に目的が生まれることです。
- ゲーム化することで、毎日の生活に目的が生まれる
- 目的のある生活を送っている人の方が魅力的
ゲームの攻略のために色々と調べるようになる
3つ目のゲーム化のメリットは、ゲームの攻略のために色々と調べるようになることです。
人生って知識x行動のゲームだと思います。
蓄積された知識を元に行動を重ねれば、目的は達成に近づきます。
ゲーム化すれば、それがさらに分かりやすくなるんですよ。
例えばゼルダの伝説では謎解きやパズルが必要なダンジョンなどが多く用意されています。
それらを解くために色々なオブジェクトを調べたり、街の人に聞いたりしてヒントを得たりする必要があるんですね。
ゼルダでは、目的達成のために調べる作業が必要です。
これはリアルな人生でも同じことが言えます。
ゲーム化された目的を達成するためには、やっぱり知識が必要なんですよ。
その知識を得るためには、思いっきり色々なことを調べることが必要です。
Googleで検索していろんな記事を読むだけじゃなく、本を読んだりして知識を得る。
結構楽しいですよ。
例えば、目的を「TOEICで900点」と設定したゲームをプレイ中だとしましょう。
すると、TOEIC900点のための問題集や勉強法が書いた本などは、いわば攻略本のようなものです。
そうやって色々な場所から知識を得るために調べるようになれること。
これが人生をゲーム化する3つ目のメリットですね。
- 人生は知識x行動のゲーム
- ゲーム化された目的を達成するためには、知識が必要
- その知識をWebとか本から得るのは意外と楽しい
終わりに
この記事では「人生をゲーム化する方法」とそのメリットについて解説しました。
人生をゲーム化する方法は以下のようにまとめられます。
[box04 title=”人生をゲーム化する方法”]
- 自分が最高に楽しいと思えるような「目的」「ルール」「敵」を設定したゲームを作り出すこと。
- これが出来るようになると、人生は仮想世界のゲームよりもさらに楽しくなっていきます。
[/box04]
仮想世界のゲームでは、ゲームオーバーしても復活できます。
でもリアルでゲームオーバーしてしまうと、待ち構えているのは「死」。
現実世界のあらゆるルールを理解することで、人生はもっと神ゲーになるはずです。
人生ドラクエ化マニュアルという本では、人生における「敵」などが紹介されてます。現実世界のルールについて教えてくれています。
そこそこ面白いので、気になる方はチェックしてみてください。