このような疑問を実際に使っている僕の感想で解決します。
記事の内容は以下の通りです。
- 僕が買ったHHKBの紹介
- HHKBの打鍵感は実際どう?本当に良い?
- HHKBは使ってて疲れるの?
- HHKBを使って気になった点
- HHKBを使って変わった点
- HHKBを購入するべきなのは、こんな人
最初に良い点と良くない点をサクッとまとめておきます。
HHKBの良い点
- 打鍵感と音が最高過ぎる
- デザインが洗練されている
- タイピングが楽しくなる
- 心構えやモチベーションに変化が表れる
HHKBの良くない点
- 他のキーボードで満足するのが難しくなる
- 叩いた時の音がかなり大きい
- 買う前に試し打ちする機会が無い (地方)
- 疲労が軽減されるわけではない
記事の中で随所、触れていきます。
それでは、早速中身に入っていきましょう。
目次
僕が買ったHHKBの紹介
今回僕が購入したHHKBは下記のモデルです。
PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 黒色で、英語配列です。
Bluetoothではなく、USB接続の方にしました。
Amazon.comで購入し、価格は2万円程でした。
箱はこんな感じでした。
ちなみに、なぜUSB接続にしたのかというと以下が主な理由です。
- 持ち運びしないのにBluetoothに10000円追加で払う必要なかったから
- 電池の切り替えが3ヶ月に一回と面倒そうだったから
- ケーブルを隠せる環境が整っていたから
僕の場合、外に出てカフェで作業をするということが滅多に無いので、USBで大丈夫でした。また、Bluetoothには(滅多に無いと思いますが) 若干、接続の不安が拭いきれませんでした。タイピング中に接続悪くなるのは、かなり気になりそうだったから。
USBを考えている方へ伝えたいのは、「超快適」ということです。
HHKBの打鍵感は実際どう?本当に良い?
「HHKB レビュー」と検索すれば、購入者の感想がたくさん出てきますよね。
そこには総じて打鍵感は「最高」と書かれているはずですが、これはホント。
あなたがそうであるように、僕も即決で購入したわけではなく、数多のサイトを巡りました。
「HHKBは本当に買うべきかどうか」に答えを出すためですね。
僕が購入を決心したのは「打鍵感」が大きな理由でした。
購入するまで使っていたノートPCのキーボードでは、打鍵感など全くゼロに等しいんですよね。キーボードを押しているという感触が、恐ろしいほど失われている代物で、まるで死んだキーボードです。
色んなサイトを読んでみて、叩いてる音とか聞いてみると、自分でも体験したくなりましたね。
そう。エンジニアであり、ブログを書く僕にとって、キーボードは楽しく叩きたかった..! 生きているキーボードを叩きたかった。楽しく叩くことは生活を豊かにし、コードの質も記事の質も上げてくれると信じていました。
そして実際にHHKBを使い、これまでに無い打鍵感を体験しています。
キーボードの跳ね返りが、ノートPCのそれとは比べ物にならないほど素晴らしい!
「幼稚園児向けのおもちゃのピアノ」から「限定生産のグランドピアノ」へ変わった感じがしますね。
しかし、そうは言うものの最初の一週間は全く慣れませんでした。
購入して、開けて少し叩いてみた感じ、思ったよりも「スコスコ」するんです。
「え? これでマジで2万円…?」って口に出ましたね。
「みんな、高いもの買ってしまった自分を、肯定するしかないからネットには良い評価しか無かったのか」と思いました。
かなりのガッカリ感。
「まぁでも、買ったら使うしかないよな、、、」と思い一週間経ちます。
するとですね、いつの間にか手が馴染んでました。
左手の人差し指をFに、右手の人差し指をJに置いて、タイピングを始めると、スコスコ感が心地いいものに急変です。
音も素晴らしい。感触のみならず、それが鳴らす音が良い。
こちらがその実際の音なので、聞いてみてください↓
この音と僕の文章で「申し分ない打鍵感」ということが伝われば本望です。
なのですが、実際に生で聞く音とマイクが拾う音ではやはり違いがありますね..
生の音は更に心地良いので、その耳で確かめて欲しいです。
(タイピングについてはご容赦笑)
HHKBは使ってて疲れるの?
これは正直に言うと、普通に疲れます。
キーボード本体の幅が狭いからですかね。長く使っていると、肩も普通に凝るものです。
これはストレッチをするとか、適度に休憩を挟むとかで対策していくのが良いですよね。
本題とはそれますが、毎日一日中パソコンに座ってずっとキーボードを叩いている僕はこんな感じのストレッチ用道具を使っています。
気分転換になりますね。
使い始めてから、肩こりが前よりも和らぎました。
HHKBは高級キーボードですが、疲れが減るキーボードではありません。
実際コンパクトな形状から、肩幅が広い方にとってはもしかすると、分離されているキーボードの方が良かったりするかもしれません。
HHKBを使って気になった点
さて、HHKBの気になった点についてです。
いくら最高峰のキーボードといっても、正直に辛口評価をしないと公平じゃない。
2つ、気になった点を書きました。
1つめの気になった点は、ホコリが結構見えることです。
僕が購入したHHKBは黒色でして、ホコリが溜まれば割と気になるんですよね。
キーの間に白っぽく見える感じがします。
他のキーボードももちろんホコリは溜まると思うのですが、HHKBはキーが高いので、余計見えやすいというのがあります。
ホコリへの対策方法
ホコリへの対策方法として有効なのが2つあります。
1つめが、使用しない時はキーボードの上に布を被せることです。
やっている方も多いかもしれませんが、ホコリ対策としては比較的楽で良いです。
2つめは、定期的に掃除することです。
これも当然といえば当然ですが、キーボードを洗うとかなりキレイになる感触がありますね。
キーピッチャーを使えば、大分簡単にキーを取って掃除できますし、本体も除菌シートなどでかなりキレイにできます。
意外と中にホコリが溜まってたりするので、掃除はやったほうが良いですね。
随分掃除しないでいたときには、キーの詰まりがあったのですが、掃除した後には一切無くなりました。
気になった点の2つめは、タイピング音です。
先程聞いてもらったあの素晴らしい音は、静かな場所だとかなり響く可能性があります。
家で1人部屋の中で使う分には全く気にしなくて良いと思います。
ですが、例えば「静かな図書館」や「落ち着いたカフェ」などは、なかなかHHKBが向かない場所となってしまいます。
ノマド的な生活をしている人だと、部屋にこもってというのはなかなか無いと思います。
そういった方にはこの点で強くおすすめ出来ないですね。
ただ、僕のようにずっと引きこもってばかりの人間にしては、そんなこと問題外!
HHKBを使って変わった点
最後に、HHKBを使って変わった点を3つ紹介します。
最初に変わったことは「心構え」です。
体育系みたいな文章。
しかし、これまで死んだようなキーボードを叩いていた身からすれば、2万円の代物を普段使いするには、心構えも変わってしまいます。
高級なキーボードがある生活です。
HHKBが部屋にあるせいで、コードを書く頻度は上がったと思いますね。
2つめに変わった点は、「投資対象への考え方」です。
「キーボードに2万円ってバカじゃない?w」と考える人はおそらく多いです。
たしかに3000円のキーボードでも何年も使えたりします。
もしこれを読むあなたが中学生だったなら、お母さんはHHKBを買うことを許してくれないかもしれないです。高いから。
しかし、見栄を張ってHHKBを購入した身から言うとするなら「毎日使うようなものなら、思い切ってお金を使っても、意外とすぐに元は取れる」ということです。
HHKBを買って手に入れられるものはざっと以下のような感じです。
- HHKB
- HHKBのある生活
- HHKBを使っているという優越感
- これまでにない打鍵体験
- 叩くことの楽しさから生まれるモチベーション
他にも多分たくさんありますよね、探せば。
エンジニアであれば、キーボードは毎日叩くものです。
ブログを書く人にとっても、キーボードがなければ仕事も捗らないと思います。
毎日のレベルを上げてくれるモノへの投資は、リターンが大きいと改めて感じました。
3つめに変わった点は、「配列」です。
僕は今回「US配列」を購入したので、「日本語配列」から変わりました。
なので一応変わった点にあげておきます(笑)
最初は「十字キーとか無くて、大丈夫かな..」とか、「EnterってかReturn、小さくない..?」とか、1人で幼稚園に行くのが怖いちびっ子のようにビビっていましたが、今では全く快適です。
HHKBを購入するべき人
HHKBを購入するべきなのは、以下に当てはまる方です。
- 毎日パソコンを点けてタイピングする方
- 高級なキーボードを使ってみたい方
- ブログやプログラミングのモチベーションを上げたい方
- 今より楽しくキーボードを叩きたい方
- コンパクトでクールなキーボードが欲しい方
- 肩幅がめちゃくちゃ広くは無い方
僕は購入してからプログラミングのモチベーションが上がっています。
死んだキーボードを叩いている時より、タイピングが楽しくなりました。
また、見た目もかなりカッコイイので、買ってよかった商品の1つ。
HHKBは最高のキーボード
HHKBは高いです。僕は2万円を払いました。
しかし、それ相応。いや、それ以上の価値を提供してくれています。
多くのエンジニアが絶賛するのも、ネットに高評価ばかりな理由も身を持って理解出来ました。噂はウソじゃなかったです。
3ヶ月実際に使ってみて分かりましたが、僕にとって当分はHHKBの無い生活は考えられないですね。
もっと早く購入しておけば良かったと思っています。