プロフィールはこちら

React Native(Expo)でGitHub Actionsを使う方法

こんにちは、kirohi(@huslc2es)です。

Expo製のReact Nativeアプリで、GitHub Actionsを使う方法を解説します。

PRがマージされたタイミングで Expo Publishを自動で行うようにしていきます。

React Native(Expo)でGitHub Actionsを使う方法

以下のExpo公式リポジトリを辿るので、とても簡単です。

https://github.com/expo/expo-github-action

Example workflowsの 1. Publish on any push to master を試してみましょう。

手順は以下の通りです。

  1. Expoプロジェクトを用意する(前提)
  2. プロジェクトのルートに .githubという名前でディレクトリを作成
  3. .github以下に ***.yml を作成 (例: action.yml)
  4. 環境変数( EXPO_CLI_USERNAME, EXPO_CLI_PASSWORD)をGitHub上で設定
  5. PRをマージして走るかどうか確認
  6. 完成

1. Expoプロジェクトを用意する(前提)

Expoプロジェクトはすでに存在する前提です。

これから始めるならhttps://expo.io/learn からどうぞ。

2. プロジェクトのルートに .github ディレクトリを作成する

ブランチの運用を行っているのであれば、適当に切っておいてください。

(例: feature/add-github-action)

3. .github以下に ***.ymlを作成し、actionを書く

この.github以下に action.ymlというファイルを作ります。(名前は何でもOKです)

ここではお試しとして、「PRがマージされたタイミングでExpo PublishするAction」を書きます。

action.ymlに以下のコードを貼り付けてください。

name: Expo Publish
on:
  push:
    branches:
      - master
jobs:
  publish:
    name: Install and publish
    runs-on: ubuntu-latest
    steps:
      - uses: actions/checkout@v1
      - uses: actions/setup-node@v1
        with:
          node-version: 12.x
      - uses: expo/expo-github-action@v5
        with:
          expo-version: 3.x
          expo-username: ${{ secrets.EXPO_CLI_USERNAME }}
          expo-password: ${{ secrets.EXPO_CLI_PASSWORD }}
      - run: yarn install
      - run: expo publish

4. 環境変数をGitHub上で設定

action.ymlにて、expo-usernameとexpo-passwordに対して、環境変数を使っています。

この環境変数はGitHub上で設定する必要があるので、やっていきましょう。

Expoアカウントを所持していることは前提とします。

所持していなければexpoにてアカウント作成しましょう。

GitHubのSettings/Secrets にて、Add a new secretから EXPO_CLI_USERNAMEと EXPO_CLI_PASSWORDをnameとして、valueに値を入れます。

5. PRをマージして走るかどうか確認

feature/add-github-actionブランチからPRを出して、masterにマージされたタイミングでActionsが走るはずです。

成功すれば完了、失敗した場合はエラーメッセージ を見て解決していきましょう。

終わり

GitHub Actionsを追加するのは結構簡単ですね。

今回はsampleをそのまんま動かしてみましたが、変更して自分の要件にあったものにしていきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください